2013年7月4日木曜日

経営スキルを向上させる=「未来をつくる」


一般的に経営スキルは、大きく4つに分類できます。

現状を正しく認識する・・・・・・・「分析能力」
正解のないものに対して決断する・・「意思決定能力」
組織に成果を上げさせる・・・・・・「マネジメント能力」
組織力を高める・・・・・・・「コミュニケーション能力」

この能力を向上させれば、素晴らしい成果を上げ、「素晴らしい未来」をつくることができるでしょうか?



答えは、もちろんNOです。

能力は行動がともなって始めて発揮されます。

ホームランを打てるバッターが打席に立つだけでは、ホームランは生まれません。バットを振って始めてホームランが打てるのです。

正しい分析をし、正しい意思決定をし、正しいマネジメントをし、正しいコミュニケーションをしても、結果として行動がなされなければ何の成果も得られないでしょう。

しかも、「正しい行動」がなされなければ、「素晴らしい未来」はつくられません。



優秀な経営者は、経営スキルのすべてを「正しい行動」につなげています。
個人の正しい行動、組織全体の正しい行動にです。
つまり、「使命を全うする行動」につなげているのです。

会社が「使命を全うする」ために、
「正しい分析」「正しい意思決定」「正しいマネジメント」「正しいコミュニケーション」を行っていくのです。

そして、使命をお客様やスタッフ、取引先や関係するすべての人に伝え続けることで、仕事を誇り高いものにしています。
さらに、スタッフが使命を全うできるように、ツールを揃え、環境を整え、学習の場を作ります。


これが、本当の意味での「経営スキル」です。

「正しい分析」「正しい意思決定」「正しいマネジメント」「正しいコミュニケーション」を行える能力だけではなく、その能力を「正しい行動」につなげることを含めて「経営スキル」といいます。

それが、経営スキルを向上させる=「未来をつくる」になるのです。




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